2025年03月15日

野菜パフェの飾りアクセント

      

野菜パフェの飾りアクセントのためにかなりの労力を使っている。
葛切りと蕎麦を揚げただけなので、特別美味しいものではない!
だけど、私はこの飾りアクセントがあるかないかでビジュアル的にだいぶ違うと
信じてやっている。これは人それぞれの見方、考え方で違うが私はそう思っている。
それがこの葛切りと蕎麦を揚げた上にそびえ立っているくるっと巻いてる棒。

たったのこれだけなのに、意外に芸術的にくるっと巻いて揚げるのが難しい。
1本ずつ揚げないと形が上手く調整出来ない!素材性の問題は大きい。
葛切りは乾燥させたのをそのままあげるが蕎麦は乾麺を一度茹でて置く。
葛切りを揚げると、まるで熱いと言わんばかりに油の中でクネクネと悶える。
それをカッコ良く、熱い内に箸で整えてやる。が、中々上手い具合には行かない。
要するに鉄は熱い内に打て!方式でやらなくてはいけないので、結構 面倒だ!
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茹でた蕎麦は 蕎麦を入れる時にくるっと巻いて入れてやる。箸にくっ付くのが難点!
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動画で撮ったので見て下さい!

1本ずつ揚げる手間は。たったのこれだけ揚げるのに、3時間掛かった!
右のように仕上がるのが理想。。。

これを食べると少し油っぽいので、その後、乾燥機に入れて油抜きをする。
乾燥機の下にキッチンペーパーを引いて、割れないように並べて行く。
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こんな感じで3段入れて、10時間乾燥。
そしてそっとタッパーに移して入れ、シリカゲルを入れて、保管する。
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乾燥する事で 油が抜けてヘルシーになり、ポリポリと軽い食感になる。
野菜のポテトサラダやカボチャサラダのふんわり食感と相反する食感が
食感の幅を広げ、パフェの味とビジュアル性を広げて行ってくれる気がするのだ!
たったのこれだけの飾りアクセントに13時間の手間掛けていいのか?というのはあるが、
私は これが他の人が 絶対やらない拘りだと思って やっている。
パフェと名の付く物は、フルーツであろうと野菜であろうと美味しさと美しさを
兼ね備え、そして一番は、ワクワクさせる気持ちを持てるかどうか?はとても大きい!
果たして、それだけの効果はあるかどうかはわからないが、少しでも
面白いな!とか、これ何?と、大きな存在感を持って貰えたら嬉しい!
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野菜パフェの中心で、無いと困る司令塔の役目を果たして欲しい!
と願いながら・・・

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posted by mutumin at 14:27| Comment(7) | 蓮根、長芋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
凝ってます。こだわりですね。
Posted by 夏炉冬扇 at 2025年03月15日 17:52
野菜パフェの飾りアクセントへの情熱と細やかな工夫に感動しました。13時間もの手間をかける dedication は驚きです。葛切りと蕎麦の揚げ方の詳細な説明も興味深く、特に動画は参考になりました。
Posted by いっぷく at 2025年03月15日 22:34
いつも感じるのだけれど、やっぱりこれはアートですね(^◇^)
Posted by mayu at 2025年03月16日 06:46
芸術ですねー
Posted by HOTCOOL at 2025年03月16日 07:59
うん! 私も同じく生け花に通じるアートの領域に入ったと思うよ!
Posted by Paulo Brazil at 2025年03月16日 08:30
凄いねー。
いつも思うけど、一つ一つに手を抜かない姿勢が素晴らしい。
Posted by 親知らず at 2025年03月16日 09:55
蕎麦あられだけでパリパリ食べたいなぁ^^
Posted by さる1号 at 2025年03月16日 23:06
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